from Yuriko

#55

June 9th, 2011

梅雨の季節がやってきました。
皆様いかがおすごしでしょうか。

私は、先日、雑誌の撮影で行っていたパリから帰って来ました。

ひさびさのパリは、朝夕の寒暖の差が驚くほど大きく、
ダウンもサングラスも必要という不思議な・・・ああ、外国!という気候でした。

そして夜は10時すぎないと暗くならない。
まるで午後4時?というくらいの明るさの中、ディナーを食べる奇妙さよ。

沢山の方々が、今の日本のことに心を痛めておられました。
「でも、君たちがこうしてパリに来ているということはきっと
大丈夫なんだね」
と優しく静かにおっしゃる方々。
上手く言葉が出ず、ただ、御心使いありがとうございますという気持ちを込めて
メルシーというのが精いっぱいの我々でした。

パリに心惹かれるのは、なぜなのでしょう。
決して広くはない、小さく小さく区切られた箱庭のようにさえ思える街。
世界中からパリに惹かれてやってくる人々。
名だたるアーティスト達に愛され続けている芸術の都。

歴史が息づいているということのすごさ、でしょうか。

今こうして日本に、東京に戻ってきて思うのは、
また行きたいなということと、日本の良さを前よりしっかりと感じられることと、
日本人としてのアイデンティティをちゃんと持ちたい、
持てる何かを学びたいと思うこと、でしょうか。

うーん・・優等生的な文章だ。

だけど、、やはりそう思ってしまうのですよね。
学びたい、進みたい、心がびりびりするものに触れたい。

心が喜ぶことをしたいです。

パリの記事については、もうすこしししたらちゃんとお知らせしますね。
どうぞ楽しみにしていて下さい!

みなさんの日々が、優しくありますように。

いつもありがとうございます。

2011 6月吉日 yuriko

copyright (c) Yuriko Ishida All rights reserved.
PAGE TOP