Staff´s Report

#47

December 5th, 2005

いしらさん出演の舞台『12人の優しい日本人』開幕です!

さて。ついに先週、いしらさん出演の舞台『12人の優しい日本人』が開幕しました。すでに劇場に足を運んでくださった方もいらっしゃると思います。シャオメイも早速鑑賞し たのですが、数年後に裁判員制度の導入が検討されている今、観客として舞台を楽しみつつも、観終わった後に、いろいろと考えてしまいました。上演中は、会場からドッと笑い が起こるシーンもあれば、数人がプッと吹き出すようなシーンがあったり、役者さんの熱弁に思わず聞き入ってしまい、その意見に対し、自分はこう思うと思わず反論したくなっ たり、反対に「そうそう」とうなずきたくなったりしてしまうかもしれません。ただ、12人すべての出演者が個性的で目が離せないため、前の席の方はちょっと首が忙しいかも 。でも間近で観られるのはこれまた贅沢ですよね。
 いしらさん演じる陪審員5号は、“理路整然”とした人物ということで、カチッとしたスーツに身を包み、手帳が必須アイテム。彼女がいったいどのような弁論を繰り広げるの か、それは観てのお楽しみ! 様々な表情をみせてくれますよ。
 そしてそして。現在舞台真っ只中のいしらさんに、みなさんへのメッセージをいただきました!
「三谷幸喜さんの名作『12人の優しい日本人』に出演できることは、役者として本当に幸せなことだと思います。2時間5分、全員が舞台に出ずっぱり。当然ですが、たとえ台 詞がない場面でも、一時も気を抜くことができません。あの緊張感が三谷さんの一幕劇の魅力なのでしょう…。素晴らしい共演者のみなさんとともに、毎日、オーケストラを奏で るような気分で、私は今日も舞台の上にいます。この作品を20代で書かれた三谷さん。天才としかいいようがありません!!! 毎日、ダメ出しを頂き、個人特訓も受け、日々 、勉強です(ほんとです)。どうぞ13人目の陪審員になった気持ちで、劇場に来ていただきたい。そして心地よい疲れと、ふんわりと優しい気持ちを胸に帰路についていただき たいです。まだまだ始まったばかり…。ジングルベルも、お正月も、私の頭の中は12人〜でいっぱい。マラソンランナーの気持ちで、走りぬくのみ、です。そして。舞台のチケ ットには当然限りがあり、観ることが出来ない方も沢山いらっしゃるのをもちろん知っております。これは人気の舞台の宿命なのですが…。しかし。この舞台はWOWOWで生放 送されます! 2006年1月28日を楽しみにしていて下さい」
 舞台はまだまだ、1月下旬まで続きます。残念ながらチケットが取れなかった方も、ぜひ当日券に挑戦してみてくださいね。以上、シャオメイがお伝えしました。少し早いです が、どうぞよいお年をお迎えください!

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