Staff´s Report

#55

December 10th, 2007

明治座12月公演『眉山』大好評上演中

 みなさん、こんにちは。寒い日が続きますが、風邪などひいていませんか? これから年末にかけてあわただしい日々が続きますので、お身体ご自愛くださいね。外から帰ったらうがい手洗い忘れずに。
 今回のニュースは、現在明治座にて好評上演中の舞台『眉山』と、その裏側レポートです。
 シャオメイは、初日前日のゲネプロでひと足早く舞台を拝見しました。途中30分の休憩を挟み、前後編合わせて約3時間の長丁場ですが、幕が開いた後は、あっという間に時間が過ぎていきます。特に後半は、涙あり、笑いあり、阿波おどりあり、と一気にクライマックスへと突入。ほとんどのシーンに出演するいしらさんは、標準語と方言のセリフを巧みに使い分けていて、「女優さんってすごいなぁ」と改めて思うシャオメイでした。初共演の宮本信子さんとも息もぴったり、その母と娘の掛け合いも、女性ならすごく共感できるセリフばかり。回る舞台美術とその装置も素晴らしく、実はいしらさんが3年前に出演した『マダム・メルヴィル』と同じ松井るみさんが美術を担当されているそうです。
 そして翌日、舞台初日終了後、いしらさんの楽屋を訪ねると、少しホッとした表情のいしらさんが。畳のお部屋でシャワールームもついている楽屋は、なんだか小さなお家のようです。「初めての大舞台。ずっと出ずっぱりで、方言のセリフあり、早着替えありと緊張の連続ですが、幕が開くと、お客様が温かく包んでくださるので、ずいぶん楽になります。ここから先が長いので頑張ります!」とメッセージをいただきました。3週間強、まったくお休みなく、午前中から舞台があるため、毎朝6時に起きる規則正しい生活が始まるそうです。
 またこの日は、宮本信子さんと正面玄関にて囲み取材もありました。「憧れの宮本さんと親子役で舞台に1ヶ月もご一緒させていただけることは本当に幸せなこと。本当に感無量です。緊張はありますが、すごく咲子の気持ちがわかるのでとても演じやすいですね。とても悲しいテーマではありますが、生きていることがすごく素敵に思える、笑って泣けてとても楽しい気持ちになれる、とても素敵な舞台だと思います。ぜひ足をお運びください」といしらさん。
 明治座12月公演『眉山』は、12月23日(日)までの上演です。お休みなく、連日の上演ですので、ぜひご来場ください。そして、どうぞよいお年をお迎えくださいね。来年も何卒よろしくお願いいたします! 以上、シャオメイがお伝えしました。

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