Staff´s Report

#99

August 22th, 2019

映画『記憶にございません!』レッドカーペットイベント&完成披露試写会レポート

 みなさん、こんにちは。シャオメイでございます。今年の夏も本当に暑い毎日でしたが、みなさんいかがお過ごしでしたか? 8月も終わりに近づき、ようやく暑さも和らいではきましたが、まだまだ残暑は続きますので、くれぐれもご自愛くださいね。

 さて、本日は先日行われた、いしらさん出演の映画『記憶にございません!』のレッドカーペットイベント&完成披露試写会の様子をお伝えします。この作品は、脚本家・演出家・映画監督として、これまで日本中にたくさんの笑いと感動を届けてきた三谷幸喜監督待望の最新作。国民から嫌われ、史上最低の支持率2.3%を叩き出した、中井貴一さん演じる総理大臣・黒田啓介の頭に、一般市民の投げた石が当たり、記憶喪失になってしまったところから物語が始まります。いしらさんが演じるのは、そんな総理の妻・黒田聡子(さとこ)。妻として総理を支えるはずの彼女ですが、何やら訳ありのようで…。

 当日はまず、主演の中井さんら豪華キャストのみなさんと三谷幸喜監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズ前に用意されたレッドカーペットに登場。抽選で選ばれたファンの方々と交流をしたり、マスコミの取材に答えたりした後に、全員並んでのフォトセッションと、中井さんによる所信表明演説が行われました。

 その後は完成披露試写会が行われる映画館へと移動。上映前に行われた舞台あいさつの壇上に立ったいしらさんは、「私が演じる訳ありの総理夫人・黒田聡子は、訳ありと申しましても、ドロドロした場面は一切なく、とても平和な空気がこの作品には流れています。政治の話ではありますが、普遍的で心温まる上質な素晴らしい映画です。ぜひみなさん楽しんでください」とごあいさつ。

 念願の三谷映画作品に参加した感想を聞かれると、「舞台ではご一緒していたので、三谷さんの厳しさはよくわかっていたのですが、本番を1~2回しか回さないので、そこにベストな状態を持ってくるというのが試練でしたね。でも、本当に幸せな時間でした」と撮影を振り返りました。ちなみにいしらさんが最初に撮ったシーンは、フラメンコを踊るシーンだったそうです。そのシーンにもぜひご注目くださいね。

 そして、舞台あいさつの後にお話を伺うと、「撮影はほぼ1シーン1カットなので、緊張感はありつつも、和気あいあいとした現場で、とても楽しくて幸せな時間でした。私が演じた聡子さんは天真爛漫な普通のお嬢さんがそのまま大人になって、総理夫人になった人なので、演じるのが面白かったですね。映画としては、ストーリーはもちろん、素晴らしいセットにも注目していただきたいです。これまでも三谷作品のセットが立派だというのは存じ上げていましたが、本当に素敵です。今回も、とある動物のモチーフがセットのあちらこちらに散りばめられているので、ぜひそれを探してみてください。とても可愛いですよ」と話してくれました。

 シャオメイもひと足先に拝見しましたが、とにかく最初から最後まで笑いっぱなし。大笑いするようなシーンもあれば、くすりと笑うシーンもあったり、思わずホロリとするような胸が熱くなるシーンもありました。三谷監督が「100年後200年後のみなさんにも観ていただきたい。末永く観て欲しい作品です」とおっしゃっていましたが、政治ものでありつつも、時事ネタなどは一切なく、老若男女問わず楽しめる作品となっています。
 公開は来月9月13日(金)。ぜひ劇場の大スクリーンでご覧ください。以上、シャオメイがお伝えしました!

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